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どんべーと呼ばれて早幾年

社会に踊らされ続けるゆとり世代から見える日常を自由気ままに書き連ねます。

便利な染料、ダイロンの秘密。

ダイロンってなんだ?

皆さんはダイロンという言葉を聞いたことがありますか?

一見、化学繊維の名前の様なウルトラマンの怪獣のような名前ですが、もちろんどちらも違います。

ダイロンは。様々な繊維を染めることのできる染料で、日本ではほとんど知られていませんが発祥国のイギリスなどではメジャーなものなのです。

そもそも、日本には、自分で生地を染めたり、洋服をリペアしたりという文化があまりありませんから、有名でなくても不思議ではありませんが、知ってみるとこれが便利。

というわけで、ここではそんな便利な染料「ダイロン」の秘密に迫ってみようと思います。

 

ダイロンの歴史

ダイロンは、実はとても古い歴史を持った染料です。

最初のダイロンが産声を上げたのは、1946年のロンドン。つまり第二次世界大戦が終わった翌年には、もうこの世に登場しています。

ダイロンの名の由来は「dyes of LONDON」(ダイズ・オブ・ロンドン:ロンドンの染料)で、実は名前にもしっかりイギリス発祥であることを主張していたんですね。

そんなダイロン、洗濯機を使って生地を染められる染料やベンジン不使用の染料などを次々と発表し世界で認められます。

そして1971年にダイロンジャパンが設立。

そう、もう1971年には日本に上陸していて、専門に取り扱う会社までできていたというわけです。

世界においてはもちろん、日本においてもずいぶん長い歴史のある商品なんですね。

 

ダイロンってどんな商品?

ダイロンには大きく分けてマルチとプレミアムという二つの商品があります。

マルチとプレミアムというと、マルチが一般商品でプレミアムがより良いものというイメージがありますが、それは違います。

もちろん、プレミアムの方が若干高いです。

しかし、あまり値段は関係なく、マルチは幅広く染まりプレミアムは発色良く染まるという認識でいいでしょう。

たとえばマルチの場合、80度のお湯を使って商品一袋で約250グラムの布(約Tシャツ2枚)を染めることが出来ます。(黒・紺・茶を除く)

対してプレミアムは40度のお湯で1商品あたり、マルチとほぼ同じ250グラムの布をマルチよりもきれいに染めることが出来ます。

しかし、プレミアムは麻・レーヨン・綿しか発色良く染めることはできませんが、マルチはそれにウール・シルク・ナイロン・塩化ビニルも染めることが出来るのです。

つまり、染めたいものと染めたい度合いを考えて選ぶべきものだということです。

そしてこのダイロンさえあれば、あとは必要な容器と塩、そして生地があれば染め物を楽しむことが出来るのです。

 

ダイロンにできること

ダイロンにできること、それは当然ですが染色です。

しかし日本人は自ら色染めをあまりしませんので、染色ができると言われてもピンと来ないのが正直なところでしょう。

たとえば、味気ない白のタオルや白のシャツ、白のシーツカバーなどを自分の好みの色に変えることが出来ます。

ロウケツ染めや絞り染めのハンカチなんて言うのも、自作すると楽しいものですし、薄い色のバスローブを濃い色に染め変えたりすれば気分も変わります。

綿を染めることもできますから、デニムや帆布のトートバックを、気分と共に染め変えるなんてことも大丈夫。

ダイロンはカラーバリエーションも豊富ですから、様々な楽しみ方ができるはずです。

そして、実はこれが一番重宝するのではないかというのが、染め直し。

たとえば、皆様のおうちに、色あせて全く着なくなってしまったシャツやジーンズなんかありませんか?

お気に入りだった服であるほど、着用回数は増えているはずですから、すぐに色あせてなんだか残念な感じになってしまいますよね。

そんな時に、このダイロンで染めれば新品同様。

時に黒や紺などの濃い色の物は、本当に買ってきたときと同じように、下手をすれば買ってきたときより知ったりとした色に染まります。

お気に入りだったあの服がきれいになって復活。

これは、うれしいですよね。

 

ダイロンで染めてみる

では、ここで実際にダイロンで染める染め方についてお話ししましょう。

何か複雑な化学薬品だとか、面倒な工程があるのではないかと思っている人も多いでしょうから、まずは簡潔に。

「ダイロンと塩を溶かしたお湯に布をつけ込む」以上。

いや、本当です、本当にこれで終わりです。

詳しく言うと、プレミアムの場合、まず80度に熱したお湯にダイロンと塩(容量は説明書参照)を入れます。

それに20~30分ほど染めたい布(生地でも服でも)をつけ込みます。

このとき時々混ぜたり揉んだりしてやると、むらなく染まるような気がしますので(実際はそうしなくてもだいたいちゃんと染まります)混ぜたり揉んだり時々します。

すすぎます。以上。

ね、簡単でしょ?これで白いタオルが色物のタオルになり、色あせたシャツやジーンズが復活するのですからかなりありがたいですよね。

 

 

いかがでしたか、イギリス発の染料「ダイロン」

ちょっとした趣味として、いろんな染め物をしてみるもよし。古くなった洋服をリペアしてみるもよし。

環境に配慮してあり身体にも優しい染料ですし、何せ染めるときには塩しか使いませんから色々チャレンジしてみて損はないですよね。

もちろん、ダイロンには定着剤も売っていますから、洗っても落ちにくくすることもできます。

日曜大工ならぬ日曜染色、新しい趣味にしてみてはいかがですか。

 

 

ダイロンのレビュー記事

ダイロンを使ってみようか迷っている方をこちらの記事を参考にしてみてください。

ダイロンでジーパンを染めてみた!使い方とその効果をご紹介します。