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どんべーと呼ばれて早幾年

社会に踊らされ続けるゆとり世代から見える日常を自由気ままに書き連ねます。

【はてなブロガー必読!!】はてブでヒートマップが特徴的な「Ptengine」が公開された!弱小ブログに導入してみる④

前回の記事にて、Ptengineから得られるアクセス解析情報がGoogle Analytics、はてなブログのアクセス解析から得られるそれとは異なると少し言及いたしましたが、少し気になったので、Ptengineにおける各指標の定義について調べてみました。(下書きのまま、放置してしまっていたので公開が遅れてすいません...)

※この記事はアクセス解析に明るい方には当然のことかもしれません。僕およびこの記事を見ていただいている方のほとんどは、この分野に対しての免疫がない方だと思いますので、今回はアクセス解析初心者をターゲットに記事を書かせていただきます。ある程度の知識を有する方には読み飛ばしていただいて構いません。

 

前回の記事はコチラから⇒


【はてなブロガー必読!!】はてブでヒートマップが特徴的な「Ptengine」が公開された!弱小ブログに導入してみる③ - どんべえとめがね

 

Ptengineでの指標定義について*1

まず、Ptengineの解説ページの冒頭にて、下記のように記述があります。

Ptengine で利用している指標の定義を説明しています。

アクセス解析ツールによって計測の仕方は様々であり、他のツールと比べた際に別の数字が出てくることがありますが、これはバグ等ではなく仕様となります。

これまでは想定どおりです。

では、実際どのように定義されているか?どういう意味か?について、GAでの定義との比較を交えながら解説を進めていきたいと思います。

 

訪問数

Ptengineでは下記のように定義しています。

サイトに訪問した回数。1人のユーザーがサイトに訪問すると1訪問数とみなす。

訪問の終了は以下のとき。

  1. ブラウザ(タブ)を閉じる
  2. プロファイル内のサイトから離脱
  3. ユーザーが連続30分間行動しない場合

(例:クリック、スクロール、入力、ページのリフレッシュ、新しいページを開くなどの行動がされない場合)

※30分以内に別の流入元(直接流入は除く)から訪問した場合、2回目の訪問とみなす。同一の流入であれば、新たに訪問数のカウントはしない。

GAではどのように定義されているか?*2

 1) 30 分以上ユーザー行動がない場合、タイムアウトになり、新たなセッションになる

 2) その日の終わり日付が変わるタイミングで自動的にセッションが新たなセッションになった

 3) 以下のトラフィック示すデータのどれかが変わったとき

 utm_source、utm_medium、utm_term、utm_content、utm_id、utm_campaign、gclid  

上記のように定義されており、呼称も「訪問数」ではなく、「セッション」といいます。

「訪問数・セッション」とは、ユーザーがWebサイトへアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を指します。

その間のページ内遷移や画像参照等のアクションはカウントせず、アスセス〜離脱までが1訪問または1セッションになります。

また一般的には、Webサイト内でのユーザーの最後の行動から30分を超えた時点で、そこでそのセッションは終了したとみなし、以降を新しいセッションとすることが多いようです。

GAでも離脱⇒再アクセスした場合もセッションカウントを+1します。それを示しているのがutm_campaignです。

つまり

【異なる点】

・日付が切り替わるタイミング

・30分行動せずにいた場合のカウント

が大きなところかと思います。細かく追うとまだあるのですが、ポイントのみ抑えていきます。 

 

PV(ページビュー)

Ptengineでは下記のように定義されていますが、これはGAでも同様のようです。

ページが閲覧された回数。ページに組み込むPtengineの解析コードであるJavaScriptタグが1回ダウンロードされると1PVとして計算する。

 

UU(ユニークユーザー)

Ptengineでは下記のように定義されていますが、

ユニークユーザーとは、決まった期間内にサイトへ訪問した人数のこと。
同一のユーザーが何度訪問したとしても「その人」は1度しかカウントしない。

GAでは「ユーザー数」と表現しています。

「ユーザー数」は指定した集計期間において、サイトへ訪問した人数から重複を除いた人数を指します。

要するに指定した期間で同じ人が訪問した場合は、カウントされないということです。

 

クリック数

Ptengineでは、下記のように定義されていますが、GAでも全く同じです。

GAでは「ページ解析」の中で参照することができますね。

サイト訪問者がプロファイル/ページ上でマウスクリック or タップした回数。リング上のクリックとリンク外のクリック、双方をカウントする。
スマートフォンやタブレットの場合、スワイプやピンチアウトによる際に画面を触ることなりますが、そちらはクリック数としてはカウントしない。

 

訪問数/UU

1人当たりの訪問数。

超シンプルに定義されています。Ptengine。

GAでは訪問数をセッションと呼んでいますが、基本的な概念に大きな違いはありません。

 

新規(新規訪問数)

訪問とセッションは同じ意味で使われることが多くありますが、Ptengineでは、下記のように定義されています。

初めてプロファイル内のサイトに訪問したユーザーの訪問数の合計。
各プロファイルサイト内のユーザーで過去に訪問した履歴がない場合、新規訪問とみなす。
過去に訪問したことがあった場合でも、ユーザーがcookieなどの情報を削除
した場合、同一ユーザーとみなせなくなるため新規ユーザーとみなす。

GAにおいても同様で、Web解析では一般的に「訪問」と「セッション」は同義にあたり、「新規セッション数」と「新規訪問数」は同じ意味です。

率については、 新規セッション率(%) = 新規セッション数 ÷ 全セッション数 x 100 となります。

もっと詳しくはこちら ⇒ 

アナリティクスでの訪問数の算出方法 - アナリティクス ヘルプ

 

再訪問(再訪問数)

Ptengineでは

指定期間においてプロファイル内のサイトに2回以上訪問した訪問数。
訪問数ー新規訪問数=再訪問数

 となっておりますが、ここで重要になってくるのは訪問が終了したとみなされるケースです。

当然、その記述もありました。

1.ブラウザ(タブ)を閉じる

2.プロファイル内のサイトから離脱

3.ユーザーが連続30分間(スマートフォンの場合は5分)行動しない場合

(例:クリック、スクロール、入力、ページのリフレッシュ、新しいページを開くなどの行動がされない場合)

※30分以内に別の流入元(直接流入は除く)から訪問した場合、2回目の訪問とみなす。同一の流入であれば、新たに訪問数のカウントはしない。

GAでは再訪問=リピート訪問・リピーターと置き換えて用いているようですが、実は...

GAの場合、新規とリピーターは新規ユーザーとリピートユーザーではありません。

ちょっとややこしいので、詳細は下記を参照してみてください。

web-tan.forum.impressrd.jp

 

平均滞在時間

GAの場合は下記のように定義されていますが、平均滞在時間見るときは少し注意が必要です。

GAでは滞在時間の測定方法は「最後にアクセスしたページの時刻 – 最初にアクセスしたページの時刻」とされています。

つまり17:00に記事Aの閲覧を開始し、17:05分に記事Bの閲覧を開始したとすれば、記事Aの閲覧数は5分と表示されるわけです。これが基本的な滞在時間の測定方法です。

しかし、これには1点落とし穴があり、GAでは離脱ページの滞在時間はカウントしておらず、その場合は状況に応じて下記の2つの処理が使い分けられます。

1ページで直帰:直帰した場合は滞在時間を0秒としてカウントする。

2ページ目以降で離脱:離脱ページは滞在時間の集計にカウントしない。

 つまり、データの中に「滞在時間0秒」というデータが紛れ込んでくるケースがあるのです。

これは要注意ですね。

Ptengineでは下記のように定義されています。

滞在時間平均。すべての訪問のサイトに入ってから離脱するまでの時間の合計/総訪問数

またPtengineの場合は、直帰されてしまったページでも滞在時間が計測されるようです。 Ptengine は実際にページ内のどのエリアがどのくらい閲覧されたかわかるヒートマップがあるため、 正確な滞在時間測定は非常に重要な要素となっています。

下記はPtengineさんのブログからの引用になりますが、GAでは直帰率が100%のため滞在時間が0秒になっているのが、Ptengineでは52秒と計測されているのがわかります。

f:id:DoNbeh_G:20150430181109p:plain

www.ptengine.jp

 

直帰

Ptengineでは下記のように定義されています。

PVが1の訪問回数。
流入したページでそれ以外のページを見ずに離脱してしまった訪問の合計。

直帰率 = 訪問数 / 総訪問数

GAでは直帰率を下記のように定義します。

1 ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合。  

 

離脱(離脱訪問数)

Ptengineでは下記のように定義されています。

特定のページにおいて、訪問の最後のページとして閲覧された回数

離脱率 = 離脱訪問数 / 該当ページのPV

GAでは下記のように定義されています。

「訪問」の最後に閲覧されたページを指す

こちらはGAの内容になりますが、個々のページの離脱率と直帰率の違いを理解するには、次のポイントを押さえてください。

1.離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。

2.直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。

3.ページの直帰率は、そのページで始まったセッションだけが計算の対象になります。

 

入口数

Ptengineには入口数という概念がありますが、GAでいうところの閲覧開始数にあたるかと思います。

特定のページにおいて訪問のスタートページとして閲覧された回数

入口率 = 入口数 / 該当ページのPV数

基本的には同じ考え方のようですが、GAの閲覧開始数の詳細についてはこちらをご参照ください。

support.google.com

 

平均ロード時間

Ptengineでは、下記のように定義されています。

各ページの訪問リクエストからページロード完了までの時間の平均時間
ページロード時間の総計/訪問数 

文字通り、ページの読み込み速度、つまり レスポンス速度を意味しています。GAではサイトの速度という項目ですね。

 

CV(コンバージョン)

Webサイトを訪問した人が、商品を購入したり資料請求したりするなどして、あらかじめサイトのオーナーが設定した“Webサイトの目標”を満たす行動をとったことを意味します。

下記はPtengineでの定義ですが、GAでも同様になります。

CV回数:設定された条件を満たした回数

CV率:ある1つのCVのCV率:CV回数/総訪問数

全CVのCV率:各CV率の合計

 

厳密にいうと、PtengineとGoogle Analyticsでは異なる項目がいくつかあるかもしれませんが、初心者の方が概要を理解する上では上記内容で十分かと思います。